政治

政府「日本版DBS」導入法案 臨時国会への提出見送る方向で調整

子どもに接する仕事に就く人に性犯罪歴がないことを確認する制度「日本版DBS」を導入する法案について、政府は確認の対象とする範囲をさらに議論する必要があるとして、来月にも召集が見込まれる臨時国会への提出は見送る方向で調整しています。

「日本版DBS」は、子どもと接する仕事に就く人に、性犯罪歴がないことの確認を求めるもので、政府の有識者会議は今月、確認の対象を裁判所に認定された前科とする一方、更生を促す観点も考慮し、対象となる前科の期間には上限を設けるべきなどとした報告書をまとめました。

政府は、報告書の内容を踏まえた法案を、来月にも召集が見込まれる臨時国会に提出することを目指し策定作業を進めていましたが、自民党内からは「性犯罪は更生が難しいとの指摘があり、期限を区切るべきではない」などと異論が相次ぎました。

このため政府は、確認の対象とする範囲をさらに議論する必要があるとして、臨時国会への法案の提出は見送る方向で調整しています。

政府は、自民党内の意見も踏まえながら、法案の内容について慎重に検討を続けることにしています。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。