北九州 JRの列車の窓ガラス 走行中に割れる 乗客にけが人なし

21日昼前、北九州市若松区でJRの列車の窓ガラスが走行中に割れ、JR九州と警察が原因を詳しく調べています。乗客にけがはありませんでした。

JR九州によりますと、21日午前11時半ごろ、若松線の普通列車が、北九州市の若松駅を出発して藤ノ木駅に向かっていたところ、窓ガラス1枚が割れました。

列車は2両編成で、藤ノ木駅に着いた際に乗客から指摘を受けて運転士が確認したところ、2両目の側面のガラスが割れているのが確認されたということです。

窓ガラスは、縦およそ1メートル、横およそ3メートルでガラスの半分以上が割れ落ちて破片が座席や通路に散らばった状態だったということです。

当時、車内にはおよそ10人が乗っていていずれもけがはなく、乗客全員を隣の車両に移動させたうえで列車はおよそ50分後に運転を再開しました。

警察によりますと、当時、車内にいた乗客は「藤ノ木駅に着く1分前くらいに窓ガラスに衝撃音があった」と話しているということです。

JR九州と警察は車両や現場周辺の状況を確認するなどして原因を詳しく調べています。