首都高トレーラー炎上 車外に出た運転手 トラックにひかれ死亡

21日未明、東京 墨田区の首都高速道路で単独事故を起こしたトレーラー運転手の男性が車の外に出たあと、後ろから来たトラックにひかれて死亡しました。一方で、別の車が男性に衝突したあと現場を立ち去ったという情報もあり、警察がひき逃げの可能性もあるとみて捜査しています。

21日午前2時10分ごろ、東京 墨田区本所の首都高速道路の上り線で「トレーラーが炎上している」という通報が相次ぎました。

警視庁によりますと、トレーラーは単独事故を起こしたあとに出火しておよそ2時間後に消し止められましたが、トレーラーを運転していた男性が事故のあと車の外に出たところ、後ろから走ってきたトラックにひかれて死亡しました。

警察はこのトラックを運転していた60代の男を過失運転致死の疑いで逮捕しました。

一方で、この男が「もう1台、別の車が男性にぶつかったあとそのまま立ち去った」と話しているということで、警察はひき逃げ事件の可能性もあるとみて捜査するとともに、亡くなった男性運転手の身元の確認を進めています。

現場は首都高速道路上り線の駒形パーキングエリアとの合流部分付近で、現場付近では一時、通行止めとなりました。