1都3県新築マンション 平均価格7195万円 前年同月比17%余上昇

首都圏の1都3県で先月発売された新築マンションの平均価格は、去年の同じ月より17%余り上昇し、7195万円でした。

調査会社の「不動産経済研究所」によりますと、先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は、7195万円でした。

これは、去年の同じ月を17.9%上回って6か月連続の上昇となりました。

また、販売戸数は、1469戸と、去年の同じ月を26.4%上回りました。

▽東京23区の平均価格は、8597万円で去年の同じ月よりも8.8%上昇し、
▽23区を除いた東京都の地域も5957万円と31%上昇しました。

また、
▽埼玉県は、4632万円で1%、
▽千葉県は、4932万円で13.9%、それぞれ上昇した一方、
▽神奈川県は、5368万円と3.5%下落しました。

調査会社は「お盆休みが重なる8月は例年、新規のマンションの販売が少なくなるが、先月は、東京23区で、新規の販売戸数が例年より多かったことが全体の価格を押し上げた」と話しています。