“ハンバーグ師匠” 1日警察署長で交通安全呼びかけ

21日から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、「ハンバーグ師匠」として知られるお笑い芸人の井戸田潤さんが1日警察署長に任命され、名古屋駅前で交通安全を呼びかけました。

名古屋駅のそばにある中村警察署の1日警察署長に任命されたのは、愛知県出身のお笑い芸人、スピードワゴンの井戸田潤さんです。

21日から始まる秋の全国交通運安全運動にあわせ、1日署長に任命された井戸田さんは、自身の愛称の「ハンバーグ師匠」にちなんで「ハンズアーップ!」と叫び、手を上げて横断歩道を渡る大切さを訴えたほか、ハンバーグソースが入った小袋と一緒に、チラシや反射材を配って交通安全を呼びかけていました。

愛知県警察本部によりますと、日没が早くなる9月から12月にかけては、夕方5時から夜7時までの2時間に交通事故で死亡する人が、ほかの時期のおよそ2.5倍に増加するということで、
▽車の運転手に対しては、早めのライト点灯
▽歩行者に対しては、手を上げて横断歩道を渡ることや、反射材の着用などを呼びかけています。

井戸田さんは「思いやりの気持ちが広がれば事故がなくなると思う。横断歩道を渡るときには『ハンズアップ』してほしい」と話していました。