ホームラン王争い ロバートJr. が37号 トップの大谷と7本差に

大リーグのアメリカンリーグで、エンジェルスの大谷翔平選手とホームラン王を争うホワイトソックスのロバートJr. 選手が、19日のナショナルズ戦で2試合連続となる今シーズン37号ホームランを打ちました。これで、44本でランキングトップの大谷選手との差は7本になりました。

ロバートJr. 選手はキューバ出身の26歳。

2020年にホワイトソックスでデビューし、これまでシーズンの最多ホームラン数はおととしの13本でしたが、今シーズンは長打力が開花し、センターのレギュラーに定着しています。

ロバートJr.選手は19日のナショナルズ戦で37号ソロホームランを打ち、44本でトップを走る大谷選手との差を7本としました。

18日の試合では13試合ぶりとなる36号スリーランを打っていて、2試合連続でホームランを打ち、大谷選手を追い上げています。

このほか、19日の試合では、ホームラン王争いで3位につけるレンジャーズのガルシア選手が35号ソロホームランを打ちました。

4位は33本でレッドソックスのデバース選手、5位には32本でヤンキースのジャッジ選手が続いています。

ロバートJr. 選手が大谷選手に追いつくには、残り10試合で7本打つ必要があり、大谷選手の優位は変わりませんが、大谷選手はすでにシーズンを終了しているため、このまま逃げきって大リーグで日本選手初となるホームラン王のタイトルを獲得できるか注目されます。