ニューヨークを訪れている上川外務大臣は日本時間の19日夜、フランスのコロナ外相と会談に臨みました。
上川大臣は「日本で女性の外務大臣の就任はおよそ20年ぶりで、女性の視点を外交でも生かしていきたい。ともに女性活躍を進めたい」と述べ、男女共同参画の分野で協働していくことで一致しました。
このほか、安全保障面では共同訓練やサイバー、偽情報対策などで協力を進展させることや、経済安全保障に関する作業部会の開催に向けて準備を進めることを確認しました。
また、上川大臣は、情勢が悪化したアフリカのスーダンとニジェールから日本人が退避する際、フランスの支援を得たことに謝意を伝え、両大臣は自国民の退避で連携することで一致しました。
会談では上川大臣の地元の静岡県のお茶を一緒に楽しむ和やかな場面もあり、コロナ外相の希望でお茶をプレゼントしたということです。
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上川外相 仏外相と会談 “男女共同参画の分野でも協働を”
国連総会に合わせてニューヨークを訪れている上川外務大臣はフランスのコロナ外相と会談し、安全保障面での協力のほか、男女共同参画の分野でも協働していくことで一致しました。