G7外相会合は、国連総会にあわせておよそ2時間行われ、先週、外務大臣に就任した上川大臣が初めて議長を務めました。
この中では、ウクライナ侵攻を続けるロシアにきぜんと対応することや、ウクライナ支援に連携して取り組むことを確認しました。
また、先週行われたロシアと北朝鮮の首脳会談について、両国の協力が、関連する国連安保理決議違反につながる可能性があるとして深刻な懸念を共有しました。
そしてロシアによるウクライナ侵攻を断固として非難し、即時かつ無条件の撤退を求めるなどとした議長声明を発表しました。
また会合では福島第一原発の処理水の海洋放出について、各国から日本による安全性の取り組みを歓迎する意向が示されたほか、11月7日と8日に東京で再び開催することを決めました。
会合のあと上川大臣は記者団に対し「ウクライナ情勢などについて率直かつ突っ込んだやりとりができた。11月の東京での会合に向けて取り組み、議論をリードしたい」と述べました。
G7外相会合 上川外相 初の議長声明“侵攻続けるロシアを非難”
上川外務大臣はニューヨークで開かれたG7=主要7か国の外相会合で初めて議長を務め、ウクライナ侵攻を続けるロシアを非難し、即時かつ無条件の撤退を求めるなどとした議長声明を発表しました。