青森 4年ぶりにゆるキャラの相撲大会「うまいちくん」が初優勝

青森県内各地のマスコットキャラクター、いわゆる「ゆるキャラ」が相撲で優勝を争うトーナメントが18日、つがる市で4年ぶりに開かれました。

青森県内各地の、いわゆる「ゆるキャラ」による相撲大会を通して地域への関心を高めてもらおうとNPO法人が開いている「青森県全国ゆるキャラすもう大会」はコロナ禍の影響で4年ぶりの開催となりました。

県内の自治体や企業などから、合わせて17体のゆるキャラが参加し、熊本県の人気キャラクター「くまモン」も応援団として特別ゲストで招かれました。

会場となった、つがる市内のショッピングセンターでは、はじめに「くまモン」がしこを踏んだり、踊りを披露したりして盛り上げたあと、相撲のトーナメントが行われました。

ゆるキャラは優勝を目指し力のこもった取組を繰り広げていて、中には、着ぐるみの一部が取れてしまうハプニングもありました。

決勝はつがる市商工会のキャラクター「うまいちくん」と、鶴田町のキャラクター「つるりん」が対戦し「うまいちくん」が土俵際で投げ技を決め、初優勝しました。

会場を訪れた弘前市の小学3年生は「すべてのゆるキャラを応援していました。迫力があっておもしろかったです」と話していました。

優勝した「うまいちくん」は「優勝できてうれしいです。2連覇を目指して来年も頑張りたいです」と話していました。