25歳の中谷選手はことし5月にWBOスーパーフライ級のチャンピオンとなって、フライ級との2階級制覇を果たしました。
そして18日夜、東京の有明アリーナで行われたタイトルマッチで、世界ランキング6位でメキシコのアルヒ・コルテス選手とのタイトルマッチに臨みました。
強打が持ち味の中谷選手は序盤からワンツーのパンチで顔面を捉えるなどペースをつかみ、第5ラウンドでは左のボディーを打ち込んで倒すなど2回のダウンを奪いました。
その後、第9ラウンドでも左ボディーからの連続パンチでダウンを奪うなど主導権を握り続けて12ラウンドを戦いきり、3対0で判定勝ちしてこの階級で初めての防衛を果たしました。
試合後、中谷選手は「防衛戦という気持ちはなくてしっかり勝つ、いいパフォーマンスを見せたいという気持ちだったのでうれしい。もっとノックアウトできるシーンをみせていきたい」と話していました。

ボクシング スーパーフライ級 中谷潤人が判定勝ち 初の防衛
プロボクシングで2階級制覇を果たした中谷潤人選手が、WBO=世界ボクシング機構スーパーフライ級のタイトルマッチに臨み、挑戦者のメキシコの選手に3対0で判定勝ちし、この階級で初めての防衛を果たしました。