ラグビーW杯 日本代表コーチがイングランド戦を振り返る

ラグビーワールドカップフランス大会の日本対イングランドの試合から一夜明け、日本代表でディフェンスを担当するジョン・ミッチェルアシスタントコーチが試合を振り返りました。

ラグビーの日本代表は17日、1次リーグの第2戦で前回大会準優勝の強豪イングランドと対戦し、12対34で敗れ、1次リーグの成績を1勝1敗としました。

イングランド戦から一夜明けた18日、日本代表でディフェンスを担当するジョン・ミッチェルコーチがオンラインで取材に応じました。

ミッチェルコーチは「試合結果は残念だが自分たちのパフォーマンスについてはいいところもあった。イングランドは陣地獲得以外の要素で運にも恵まれていた。自分たちにもチャンスはあったが、コントロールできなかった。小さな差だがこのレベルの試合ではそこが重要になる」と振り返っていました。

一方、選手たちは果敢にタックルを決めたほか、ピンチでは粘り強い守備で得点を防いだ場面もありました。

これについてミッチェルコーチは「ゴールラインを背にしたディフェンスではすばらしいファイトを見せてくれた。いままでのディフェンスの中でもベストだったと思う」とたたえました。

そのうえで「選手たちはすべてを出し切ってくれた。下を向く必要はない。よかった点に目を向けて次の試合に進んでいきたい」と意気込みを語りました。

第3戦で対戦するサモアについては「ボールを持って力強く前進してくるし、スクラム、モールでもプレッシャーをかけてくると思う。しっかり対処しなければならない」と警戒していました。

日本代表 次は29日サモア戦

日本代表は中10日あけて日本時間の今月29日にサモア戦に臨みます。

選手たちはこのあと数日間の休養を挟んで21日には試合が行われるトゥールーズに移り、調整を続けるということです。