石川 小松駅に新たな観光施設 来年3月から北陸新幹線停車駅に

北陸新幹線の敦賀までの開業に向け、停車駅となる石川県の小松駅に18日、新たな観光施設の「Komatsu九」がオープンしました。

「Komatsu九」は、来年3月16日の北陸新幹線の福井県敦賀市までの開業で停車駅となる小松駅の高架下に小松市が整備した新たな観光施設で、地域を代表する伝統工芸の「九谷焼」から名付けられました。

18日は先行して営業を始めていた飲食店に続き、県内の特産品を扱う土産物店や市内で出土した弥生時代などの土器を展示するギャラリーなどもオープンして、施設内すべての営業が始まりました。

記念の式典で小松市の宮橋市長は「新幹線開業をスタートとして、日本海側の拠点都市となれるよう、市としても取り組みを進めていきたい」とあいさつしました。

このギャラリーではイベントも開催できるようになっているということで、18日はアクセサリー作りの体験会に多くの家族連れが訪れていました。

小松市に住む30代女性は「地元にこうした施設ができ、新幹線が小松に来る実感がわいてきました。新幹線の開業が楽しみです」と話していました。