「淡路島ロングライド150」4年ぶり開催 自転車で島をめぐる

1周およそ150キロの兵庫県淡路島を自転車でめぐるイベントが4年ぶりに開かれ、参加者たちは豊かな自然に触れながらペダルをこいでいました。

「淡路島ロングライド150」と呼ばれるこのイベントは、サイクリングを通して淡路島の魅力を知ってもらおうと毎年開かれていましたが、新型コロナの影響で去年までの3年間は開催されていませんでした。

4年ぶりの開催となったことしは、子どもから大人まであわせておよそ1700人が参加しました。

参加者たちは午前5時45分ごろの日の出に合わせて、淡路市にある公園を順番に出発したあと、青空の下、自然豊かな景色を楽しみながら思い思いにペダルをこいでいました。

また、島の4か所に設けられた休憩所では、淡路島をかたどったかまぼこなどがふるまわれ、参加者たちの疲れを癒やしていました。

神戸市から参加した40代の男性は「峠を越えるのは大変でしたが、ほかの参加者たちと一緒に走ることができて楽しいです。無事に完走できるよう頑張ります」と話していました。

大会の会長を務める兵庫県洲本市の上崎勝規市長は「海や山の豊かな自然など島の魅力を感じてもらい、淡路島に訪れてもらうきっかけになってほしい」と話していました。