ギネス認定の最高齢サーファー 波乗りを披露 静岡 牧之原

敬老の日の18日、最高齢のサーファーとしてギネス世界記録に認定された89歳の男性が静岡県牧之原市のサーフィン用のプールを訪れ、見事な波乗りを披露しました。

神奈川県大和市在住の佐野誠一さん(89)は、80歳からサーフィンを始め、88歳だった去年7月に最高齢のサーファーとして、ギネス世界記録に認定されました。

9月23日で90歳になる佐野さんは、敬老の日の18日、静岡県牧之原市にある国内最大級のサーフィンプールを訪れ、「わくわくしています。日本一のサーフィンプールで楽しませてもらいます」と意気込みを語りました。

午前8時半からデモンストレーションが行われ、高さ70センチの波に乗ると、ボードの上でジャンプをして体の向きを変えながら、およそ150メートルを見事に滑りきりました。

続いて、ボードの上で片足を後ろにあげる難しい技にも果敢に挑戦していました。

佐野さんは「サーフィンを始めてから年齢を全く気にしなくなりました。好きなことを夢中になって楽しむのが一番だと思います」と話していました。