上川外務大臣は、18日から22日までの日程でアメリカのニューヨークを訪れることにしていて、午前11時半ごろ、羽田空港を出発しました。
上川大臣は「国連という大舞台で日本の存在感を示すとともに、各国との信頼関係を構築したい」と意気込みを示していて、G7の外相会合では、議長国としてロシアのウクライナ侵攻や海洋進出を強める中国の動向などをめぐって意見を交わすものとみられます。
また、アメリカのブリンケン国務長官と会談し、日米同盟を基軸とした連携を確認するほか、イギリスやフランスなど各国の外相との会談にも臨むことにしています。
さらに、国連安保理の常任理事国入りを目指す日本、ドイツ、ブラジル、インドの4か国による会合や、女性と平和をテーマにした閣僚級会合などに出席する予定です。
女性の外務大臣は19年ぶりで、外交デビューを果たす上川大臣の手腕と成果が注目されます。
上川外相 ニューヨークに向けて出発 G7の外相会合などに出席へ
就任したばかりの上川外務大臣は、国連総会にあわせて、G7=主要7か国の外相会合などに出席するため、18日午前、アメリカに向けて出発しました。