国際

リビア 大洪水から1週間 感染症拡大懸念 地雷流された可能性も

北アフリカのリビアで発生した大規模な洪水から18日で1週間となりました。犠牲者の数は2万人を超えるおそれがあるとの見方が示される一方で、被災地では衛生環境の悪化から感染症の拡大も懸念されていて、国連は国際社会に対してさらなる支援を呼びかけています。

リビア東部で11日未明、発達した低気圧による大雨でダムが決壊するなどして大規模な洪水が発生し、下流にあるデルナでは濁流が押し寄せ、広い範囲で住宅が押し流されるなど大きな被害を受けました。

デルナの市長はNHKの取材に対しておよそ8000人が死亡し、犠牲者の数は2万人以上に上るおそれがあるとの見方を示しています。

洪水の発生から18日で1週間がたつなか、現地ではいまも断水と停電が続き、衛生環境の悪化によってコレラなどの感染症の拡大も懸念されることから、地元当局は一部の地域の住民に対して、市外の安全な場所に避難するよう求めています。

一方、リビアでは3年前まで内戦状態が続いていたことから、当時使用された地雷などが洪水で流された可能性も指摘されていて、当局が住民や救助隊などに警戒を呼びかけています。

国連は、助かった命を守るためにもあらゆる支援を急ぐ必要があるとして、国際社会に対してさらなる支援を呼びかけています。

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