競泳 アジア大会を前に練習 本多灯「元気いっぱいのチームに」

今月、中国で開幕するアジア大会を前に、競泳の日本代表が練習を公開し、男子のキャプテンを務めることになった本多灯選手が「元気いっぱいのチームにして、来年のパリオリンピックへ向けベストを出したい」と意気込みを語りました。

アジア大会は今月23日に中国の杭州で開幕し、競泳は24日から6日間の日程で、日本から38人の選手が出場する予定です。

17日は大会を前に、北海道江別市で強化合宿を行っている日本代表の練習が報道陣に公開されました。

ことし7月、世界選手権の男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した本多選手はキックの強化を進めていて、ゆっくりとしたペースで長い距離を泳ぎながら感覚を確かめていました。

また、本多選手は今回のアジア大会で日本代表男子のキャプテンを任され、選手やコーチと積極的にコミュニケーションを取るなど、チームの雰囲気作りに取り組んでいました。

本多選手は「元気いっぱいのチームにして、一丸となってアジア大会や来年のパリオリンピックに向かっていきたい」としたうえで、「ことしのシーズンを締めくくる大きな大会になるので、いい結果を出したい。今はやるべきことをやって、来年のパリオリンピックに向けて、ベストを出して終わりたい」と意気込みを語りました。

一方、女子のキャプテンを務める池江璃花子選手など数人の選手は、インフルエンザなど体調不良のため、17日の全体練習には参加しませんでした。