ラグビーW杯 アイルランドがトンガに快勝 2連勝 プールB首位に

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグ、プールBのアイルランド対トンガはアイルランドが59対16で勝ち、2連勝としました。

世界ランキング1位で優勝候補のアイルランド代表と世界15位のトンガ代表は、1987年の第1回大会を含めて過去2回対戦し、いずれもアイルランド代表が勝利しています。

試合はナントで行われ、アイルランドは前半、相手の逆をつく素早いパス回しで攻め込んだり、ラインアウトからモールで押し込んだりしてトライを重ね、38分には、世界屈指のスタンドオフとされ、キャプテンのジョナサン・セクストン選手がトライを決めて、前半4つのトライで31対13とリードしました。

アイルランド代表 ジョナサン・セクストン選手

後半もアイルランドはゴールライン付近でのラインアウトや切れのよいランを生かした攻撃を展開し、センターのバンディー・アキ選手が2つのトライを決めるなどトンガを突き放して、59対16で勝ちました。

アイルランドは1次リーグ2連勝で、8つのトライでボーナスポイントを含む勝ち点「5」を獲得し、合計で「10」に伸ばしてプールBの首位に立っています。

一方、この試合が今大会初戦のトンガは、前半終了間際にゴールライン付近での攻防からナンバーエイトのバエア・フィフィタ選手が飛び込んでトライを奪ったほか、スタンドオフのウィリアム・ハビリ選手が3本のペナルティーゴールを決めましたが、及びませんでした。