千葉 大雨で被災した自治体 ふるさと納税で支援募る

今月8日の記録的な大雨で被災した自治体では、「ふるさと納税」を活用して全国から寄付金を集め、復旧や復興に役立てようとする動きが広がっています。

千葉県内では茂原市、大網白里市、鴨川市など各自治体が、ふるさと納税の制度を使って復旧や復興のための寄付金を募っています。

このうち、ふるさと納税を取り扱う「ふるさとチョイス」では、15日夕方の時点で、大雨で被害を受けた千葉県と茨城県、それに福島県の15の市と町にあわせて401万円余りの寄付が寄せられたということです。

寄付は「さとふる」や「ふるなび」、「楽天ふるさと納税」などのサイトでも受け付けられています。

返礼品はありませんが、いずれのサイトでも手数料は取らず、すべて被災地の復旧・復興、被災者への支援にあてられるということです。

広い範囲で浸水被害が出た茂原市は「浸水で大変な状況になっています。被災者のために使っていきますので、全国のみなさんに応援いただけたらありがたいです」と話しています。