【プロ野球結果】パ首位 オリックス 優勝マジック「7」のまま

プロ野球は6試合が行われ、パ・リーグでは首位・オリックスが敗れ、2位・ロッテが勝ったため、オリックスの優勝へのマジックナンバーは「7」のまま変わりませんでした。

《セ・リーグ》

広島×阪神

阪神が9対3で勝ちました。

○勝ち:大竹投手11勝2敗
●負け:森下投手8勝5敗
◎ホームラン:阪神・ノイジー選手7号、8号

阪神は1回、佐藤輝明選手の2点タイムリーなどで3点を先制しました。5回に佐藤選手のタイムリーとノイジー選手のスリーランでリードを広げ、7回にはノイジー選手が2打席連続のホームランとなるツーランを打ちました。先発の大竹投手は5回を3安打無失点に抑え、11勝目をあげました。

広島は先発の森下投手が5回もたず、7失点と崩れました。

ヤクルト×DeNA

ヤクルトが6対3で勝ちました。

○勝ち:小川投手9勝8敗
▽セーブ:田口投手1勝3敗32セーブ
●負け:石田投手4勝9敗
◎ホームラン:ヤクルト・サンタナ選手15号、村上選手30号、山田選手12号、オスナ選手22号。

ヤクルトは2対2の4回に、村上選手の3年連続で30本に到達するソロホームランでリードし、再び同点とされた5回には塩見選手のタイムリーツーベースで勝ち越しました。そして、6回には山田選手とオスナ選手のソロで2点を加え、ホームラン攻勢で打ち勝ちました。

DeNAは先発の石田投手が5回途中4失点でマウンドを降りるなど、投手陣が粘れませんでした。

中日×巨人

中日が1対0で勝ちました。

○勝ち:高橋宏斗投手6勝10敗
▽セーブ:藤嶋投手1勝1敗1セーブ
●負け:菅野投手4勝7敗
◎ホームラン:中日・岡林選手3号

中日は岡林選手の先頭打者ホームランであげた1点を5人の投手リレーで守りきりました。先発の高橋宏斗投手は6回を投げて打たれたヒットは2本、9つの三振を奪う好投で、およそ1か月ぶりの6勝目をあげました。9回2アウトから登板した藤嶋投手が三振を奪って試合を締めくくり、3シーズンぶりのセーブをマークしました。

巨人は先発の菅野投手が6回1失点と好投しましたが、打線がヒット4本に抑えられ得点を奪えませんでした。

《パ・リーグ》

オリックス×楽天

楽天が3対1で勝ちました。

○勝ち:岸投手7勝5敗
▽セーブ:松井裕樹投手1勝3敗35セーブ
●負け:山本投手14勝6敗

楽天は1点を追う3回、浅村選手と岡島選手の連続タイムリーヒットで逆転し、5回に小郷選手の犠牲フライでリードを広げました。先発した38歳の岸投手が6回1失点の好投で7勝目。松井裕樹投手がリーグ最多に並ぶ35セーブ目をあげました。

オリックスは山本投手が7回まで投げて3失点にまとめましたが、打線の援護がなく、6敗目を喫しました。

西武×ロッテ

ロッテが5対1で勝ちました。

○勝ち:美馬投手3勝8敗
●負け:平良投手10勝7敗
◎ホームラン:ロッテ・ポランコ選手24号/西武・愛斗選手4号

ロッテは3回、中村奨吾選手のタイムリーツーベースと、ポランコ選手のリーグ単独トップに立つ24号ツーランで3点を先制し、6回には岡選手のタイムリースリーベースなどでリードを広げました。先発の美馬投手が5回無失点と粘り、中継ぎ陣の好投もあって3勝目をあげました。

西武は先発でここ3試合失点がなかった平良投手が6回5失点。打線もチャンスを生かせず、ホームランの1点しか奪えませんでした。

首位・オリックスが敗れ、2位・ロッテが勝ったため、オリックスの優勝へのマジックナンバーは7のまま変わりませんでした。

日本ハム×ソフトバンク

日本ハムが3対1でサヨナラ勝ちしました。

○勝ち:河野投手1勝3敗
●負け:オスナ投手3勝2敗21セーブ
◎ホームラン:日本ハム・万波選手21号、22号

日本ハムは今月3日から1番での起用が続いている万波選手の自身初となる先頭打者ホームランで先制しました。その後、同点に追いつかれましたが、9回、万波選手がレフトスタンドに特大のツーランを打ってサヨナラ勝ちしました。9回に3人目で登板し、1イニングを3人で抑えた河野投手が2シーズンぶりの勝ち投手となり、日本ハムは2連勝です。

ソフトバンクは先発の石川投手が6回1失点と好投しましたが、4人目で登板したオスナ投手が万波選手に打たれ、2連敗です。