ラグビーW杯 サモアが登場 日本の第3戦の相手がチリと初戦へ

ラグビーワールドカップフランス大会、日本と同じ1次リーグのプールD、サモアが初戦を迎えます。日本時間の16日午後10時から、サモアとチリが対戦します。
NHKでは総合テレビとBS4Kで中継するほか、NHKプラスでも配信します。

サモアは日本代表の第3戦の相手で、日本時間の9月29日午前4時から対戦します。どのような戦いを見せるか、注目です。

詳しい試合情報は↓↓↓

世界ランキング11位のサモア代表と世界22位のチリ代表はこれまで対戦したことがなく、初顔合わせとなります。

今大会のサモアの特徴の1つは、強豪国の代表としてプレーした選手が祖国の代表に選ばれていることです。

従来は、ひとつの国や地域の代表チームでしかプレーできませんでしたが、2022年の規定の改定で、両親もしくは祖父母の1人が当該の国で生まれていることなど一定の条件を満たせば1回にかぎり、別の国や地域の代表チームに変更できるようになりました。

リマ・ソポアンガ選手

このルールを適用し、今回、サモアは元ニュージーランド代表のスタンドオフ、リマ・ソポアンガ選手。

クリスチャン・リアリーファノ選手

元オーストラリア代表で、スタンドオフやセンターとしてプレーするクリスチャン・リアリーファノ選手らを選出しました。

チリ戦の先発メンバーのひとりで元ニュージーランド代表のナンバーエイト、スティーブン・ルアトゥア選手は14日の会見で次のように話しました。

スティーブン・ルアトゥア選手

スティーブン・ルアトゥア選手
「ニュージーランドで育った私は試合前に披露する『ハカ』やマオリの習慣などについて学びその文化をとても尊敬している。しかし、サモア代表に参加すると文化が本当に異なっていて、このメンバーの一員になり、私の家族を誇りに思えることはとても特別なことだ」

サモアは日本代表の第3戦の相手で、日本時間の9月29日午前4時から対戦します。

強豪国での経験を持つ選手がどんな活躍を見せるのか注目です。

試合はボルドーで日本時間の16日午後10時から行われ、NHKでは総合テレビとBS4Kで中継するほか、NHKプラスでも配信します。