日本体操協会理事 選手への暴言で処分 辞任届を受理

トランポリン指導者で日本体操協会の理事を務める武藤真也氏が選手に対して人格を否定するような暴言を吐いたとして、協会はコーチ資格を6か月停止する処分を決めました。協会ではこの問題を受けて武藤氏から提出された理事の辞任届を受理しました。

これは15日、都内で開かれた日本体操協会の理事会で決まりました。

日本体操協会によりますと、ことし6月から協会の理事を務めていたトランポリン指導者の武藤氏が、ことし3月の大会で選手に対して人格を否定するような暴言を吐いたことがわかり、コーチ資格を6か月停止する処分にしたということです。

また、協会ではこの問題を受けて武藤氏から提出された理事の辞任届を受理しました。

日本体操協会は、ことし6月に新体制となったばかりで、藤田直志会長は「任命責任を強く感じている。深刻に受け止めるとともに再発防止のためのプロセスを踏むことを行っていきたい」と話していました。