ロシア極東を訪問しているショイグ国防相は15日、海軍の司令官たちとの会議を開催しました。
このなかでショイグ国防相は、戦略核兵器を搭載できる原子力潜水艦も含め、新たに12隻の潜水艦を年内に配備する予定だと表明し、海軍力を増強する考えを示しました。
ことし7月に公表された日本の防衛白書によりますと、ロシアは原子力潜水艦を含む72隻の潜水艦を保有していると見られています。
またショイグ国防相は、この日、ウラジオストク近郊にある「ズベズダ造船所」を視察し、ロシア海軍の太平洋艦隊の原子力潜水艦を修理する状況などを視察したということです。
極東を訪問中のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は16日以降、ウラジオストクに拠点を置くロシア海軍の太平洋艦隊などを視察するとみられ、ショイグ国防相が同行し、軍事協力について話し合う可能性があります。

ロシア国防相 “原子力潜水艦含め12隻の潜水艦 年内に配備”
ロシアのショイグ国防相は、戦略核兵器を搭載できる原子力潜水艦も含め、新たに12隻の潜水艦を年内に配備する予定だと表明し、海軍力を増強する考えを示しました。
