署長が部下と長時間飲酒 泥酔させ不適切行動で異動 愛知県警

愛知県の警察署の57歳の署長が15日未明、署長官舎で女性警察官を含む部下の複数の警察官と飲酒し、一部が泥酔状態となって110番通報される騒ぎがありました。
愛知県警察本部は、署長を15日付けで異動させ、今後、聞き取りを進めて詳しいいきさつを調べることにしています。

愛知県警によりますと、15日午前2時ごろ、港警察署の署長官舎で「女性警察官がもめごとにあっているようだ」という内容の110番通報がありました。

警察官が駆けつけたところ、署長官舎では、57歳の署長と、部下の複数の警察官が飲酒をして、一部が泥酔状態だったということです。

署長たちは14日の午後6時ごろから港区内の飲食店で飲食をし、午後11時半ごろからは、署長と、20代と40代の男性警察官、それに、20代の女性警察官の4人で署長官舎に移動し、飲酒を続けていたということです。

県警は、部下の複数の警察官が15日は勤務だったにもかかわらず、長時間にわたって一緒に飲酒し、泥酔させたことは不適切な行動だとして、15日付けで署長を異動させました。

今後、聞き取りを進め、詳しいいきさつを調べることにしています。