プロ野球 中日 立浪監督が来シーズンも続投

プロ野球、セ・リーグで現在最下位の中日を率いる立浪和義監督が来シーズンも引き続き指揮をとることになりました。

立浪監督は3年契約の2年目となる今シーズン、最下位となった1年目からの巻き返しを図りましたが、チームの得点やホームラン数が12球団ワーストと長年の課題となっているバッティングがふるわず開幕直後から低迷しました。

そして7月上旬以降は最下位に沈み、今月10日には3年連続となる4位以下が決まりました。

こうした中、15日夜、本拠地のバンテリンドーム ナゴヤで行われた巨人戦の後、加藤宏幸球団代表が報道各社に対して、立浪監督が来シーズンも引き続き指揮を執ることになったと明らかにしました。

加藤代表は「就任当初、3年でチームを改革し、あすのドラゴンズの道筋を作ってほしいとお願いした経緯がある」としたうえで「去年、ことしと非常に厳しい成績で道は険しいといわざるを得ないが、新しい芽も出てきている。不退転の決意のもとで歩みを止めないで3年目に向かって改革を推し進めてもらいたい」と話し、任期の3年間で結果を求める考えを示しました。

またこのタイミングでの発表については、14日に阪神がセ・リーグで優勝したことを1つの区切りと判断したということです。