ジャニーズ事務所 救済委が補償受け付け窓口ウェブに設置

ジャニー喜多川氏の性加害の問題で、ジャニーズ事務所は15日、被害者からの申告を受け付ける「被害者救済委員会」が補償の受け付けを行う窓口をウェブ上に設置したことを発表しました。

4年前に死去した、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏の性加害の問題をめぐり、事務所は、3人の弁護士による「被害者救済委員会」を設置し、被害者からの申告内容の検討と補償金額の判断を一任すると13日に発表していました。

15日午後、「被害者救済委員会」はジャニー氏から被害を受けた人の申告を受け付ける窓口のURLをジャニーズ事務所のホームページ上に掲載しました。

窓口はウェブフォームを利用したもので
▽事務所にタレントや研修生として在籍していた時期や
▽被害の内容や性加害により受けた影響、
それに、
▽事務所との対話を希望するかどうかなどについて回答する項目が設けられています。

委員会は、被害を申告した人に、面談で話を聞く場合もあるとしていて、こうした申告内容を検討し、補償金額を算定するとしています。

申告の内容や個人情報についてはプライバシーに厳重に配慮して委員会が管理し、ジャニーズ事務所に対しては審査や査定のために提供されるにとどまり、その範囲を超えて情報が共有されることはないとしています。