JR山手線・京浜東北線 一時運転見合わせ 駅工事で油漏れ

東京駅の構内で行われた夜間工事が遅れた影響で15日朝、JR山手線は、始発から1時間ほど全線で運転を見合わせました。JR東日本によりますと工事中に重機から油が漏れ、処理や安全確認に時間がかかったのが原因だということです。

JR東日本によりますと、15日午前3時40分ごろ、東京駅の地上に通路を新設するために、ホームの一部を撤去する作業を行っていたところ、工事中の重機から、線路内に油が漏れ出たことが確認されたということです。

油の処理作業や安全確認などを行った影響で、午前4時過ぎに終わる見込みだった工事の時間がずれ込み、▼山手線は全線で▼京浜東北線は一部の区間で始発から運転を見合わせました。

いずれも午前5時半ごろには全線で運転を再開しました。

JRによりますと、およそ9000人に影響が出たということで、油が漏れ出た原因などについて詳しく調べています。