ビッグモーター 年内めどに外部支援先による経営立て直し方針

保険金の不正請求などの問題が相次いでいる中古車販売会社のビッグモーターは、年内をめどに外部の支援先による経営の抜本的な立て直しを目指していることが明らかになりました。

保険金の不正請求などの一連の問題で、ビッグモーターは、中古車の販売台数が大きく落ち込むなど業績が悪化し、取引銀行は、経営の改善と組織体制の見直しを求めています。

こうしたなか、関係者によりますとビッグモーターは、外部の支援先による経営の抜本的な立て直しを目指していることが明らかになりました。

10月までに支援先の候補を募ったうえで、年内をめどに支援を受け入れる決定を目指すとして、14日開かれた取引銀行との会合で、こうした方針を伝えたということです。

ただ、一連の問題について、組織的な関与がなかったかなど社内調査による全容の解明が行われていないなかで、経営の抜本的な立て直しが計画どおりに進むかは不透明となっています。