NY原油先物価格 一時 1バレル=90ドル台まで上昇 約10か月ぶり

ニューヨーク原油市場では今後、需給が引き締まるとの見方が広がっていることを背景に、国際的な原油の先物価格がおよそ10か月ぶりに一時、1バレル=90ドル台まで上昇しました。

14日のニューヨーク原油市場では、国際的な取り引きの指標となるWTIの先物価格が去年11月以来、およそ10か月ぶりに一時、1バレル=90ドル台まで上昇しました。

サウジアラビアが原油の自主的な追加減産をことし12月末まで延長したことに加えて、OPEC=石油輸出国機構などが発表した原油の需要の見通しで、需要は底堅く、需給が引き締まるとの見方が広がったことで原油先物を買う動きが広がりました。