楽天 浅村がパ・リーグの連続試合出場記録更新 パで単独トップ

プロ野球、楽天の浅村栄斗選手が14日夜のオリックス戦に出場し、連続試合出場を1144試合に伸ばして、パ・リーグの記録を更新しました。

浅村選手の連続試合出場の記録は、楽天に移籍する前の西武時代の平成27年8月8日から始まり、今シーズンも13日まで123試合すべてに出場し、連続試合出場が1143試合となり、西武の松井稼頭央監督がマークしたパ・リーグ記録に並んでいました。

浅村選手は14日夜、仙台市の楽天モバイルパーク宮城で行われたオリックス戦に4番・セカンドで先発出場し、5回が終わって試合が成立した時点で連続試合出場が1144試合になり、松井監督の記録を更新し、パ・リーグで単独トップとなりました。

プロ野球での連続試合出場も歴代単独7位となりました。

浅村選手は今シーズン、きのうまで123試合に出場し、▽ホームランはリーグトップに並ぶ23本、▽67打点、▽打率2割6分5厘をマークし、主軸としてチームをけん引してきました。

また、プロ野球記録は、元広島で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄さんの2215試合です。

浅村 “ファンの皆さんには感謝しかない”

連続試合出場を1144試合として、パ・リーグで単独トップとなった楽天の浅村栄斗選手は、球団を通じて「1144試合連続出場は今シーズンの目標にしていた記録だったので、大変うれしく思う。自分ひとりでは、とても達成できる数字ではないので、関わってくれた皆さん、ファンの皆さんには感謝しかない。中でも、家族には『いつもありがとう』と伝えたい。まだまだ通過点だと思うので、これからも毎試合出続けるのはもちろん、今は1つでも上の順位を目指すという目標があるので、その目標に向けて、チームの勝利に貢献するプレーをしていきたい」とコメントしています。