広域強盗 狛江の事件 グループ幹部ら“死ぬとは思わなかった”

一連の広域強盗のうち、東京 狛江市で90歳の女性が殺害された事件で、逮捕された詐欺グループの幹部らについて、当時、同じフィリピンの入管施設にいた人物が「事件のあと、幹部らは『おばあさんが死ぬとは思わなかった』と話していた」と証言していることが捜査関係者への取材でわかりました。

特殊詐欺グループの幹部、今村磨人容疑者(39)、渡邉優樹容疑者(39)、藤田聖也容疑者(39)、小島智信容疑者(45)の4人はフィリピンの入管施設から実行役に指示を出して、ことし1月、狛江市の住宅で大塩衣與さん(90)に暴行を加えて殺害したうえ、高級腕時計などを奪ったとして強盗殺人などの疑いで逮捕され、14日午前、検察庁に送られました。

これまでの調べで、実行役はイヤホンを耳につけて容疑者らの指示を聞きながら住宅に押し入り、大塩さんをバールで複数回殴るなどの暴行を加えたことがわかっています。

捜査関係者によりますと、当時、同じフィリピンの入管施設にいたグループのメンバーがそのときの様子を目撃していて、「幹部らは事件のあとニュースを見て、『おばあさんが死ぬとは思わなかった』と話していた」などと証言しているということです。

また、容疑者らが使っていたとみられるスマートフォンを解析した結果、実行役に具体的な指示を送っていたことが確認されたということで、警視庁は現場の住宅をねらったいきさつなど、事件の全容解明を進めることにしています。