自民 木原誠二 前官房副長官を幹事長代理に起用の方向で調整

自民党は、今回の内閣改造で官房副長官を退任した木原誠二氏を党の幹事長代理に起用する方向で調整を進めています。

自民党岸田派に所属する木原氏は、岸田総理大臣の側近の1人で、おととしの岸田内閣の発足当初から官房副長官を務め、各省庁や国会との調整役を担ってきました。

一方で、妻が、元夫の死亡に関して警察から任意の事情聴取を受けていたほか、木原氏が捜査に圧力をかけた疑いがあるなどと一部週刊誌で報じられ、野党などから説明を求める声が出ていました。

木原氏が、今回の内閣改造で官房副長官を退任したことを受けて、自民党は、木原氏を党の幹事長代理に起用する方向で調整を進めています。

幹事長代理は、自民党の幹事長室で茂木幹事長と梶山幹事長代行に次ぐポストで、党と総理大臣官邸との連携をより緊密にするねらいもありそうです。