佳子さま 日本伝統工芸展を鑑賞

秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは、13日から東京で始まった日本伝統工芸展をご覧になりました。

この展覧会は、佳子さまが総裁を務められている日本工芸会やNHKなどが毎年開いていて、ことしで70回目です。

東京 中央区の会場には、陶器や染織物など550点余りが展示されていて、佳子さまは午前中、およそ1時間かけて作品をご覧になりました。

案内した担当者によりますと、佳子さまは、白や青の漆を塗り重ねた器に彫刻を施してふるさとの海の波を表現した作品について、「色調の変化がとても美しいですね」と述べられたということです。

この作品は総裁賞に選ばれ、佳子さまは、午後、授賞式に出席して、制作した千葉県松戸市の松本達弥さんに賞状を手渡されました。

この「日本伝統工芸展」は、9月25日まで東京 中央区の日本橋三越本店で開かれ、その後、大阪市や福岡市など全国9か所でも開催されます。