全国地方銀行協会 住所変更の手続きを一括で 実現に向けて検討

全国地方銀行協会はデジタル庁と連携し、自治体や銀行などでの住所変更の手続きをまとめてオンラインでできるサービスの実現に向けて、検討を始めることになりました。

これは、全国地方銀行協会が13日に開いた定例会見で発表しました。

それによりますと、現在は、引っ越しに伴って自治体や銀行、電力会社などでそれぞれ手続きが必要となる住所変更について、デジタル庁と連携し、オンライン上でまとめてできるサービスの実現に向けて検討を始めるとしています。

具体的には、マイナンバーカードの個人認証を利用し、スマートフォンで読み取ると、まとめて手続きができることを想定していますが、サービスを提供する時期は未定だということです。

全国地方銀行協会の五島久会長は「多くの人が銀行口座を持っているため、ほぼすべての人の利便性を高めることができる。地銀以外の金融機関にも加わってもらえるよう働きかけていきたい」と話しています。