日本ハム 選手の尊厳傷つける投稿確認 “マナー順守し応援を”

プロ野球、日本ハムは特定の選手に対して、尊厳を傷つけるSNSの投稿が確認されているとして、球団の公式ホームページなどを通じて、マナーを守るように求める呼びかけを行いました。

日本ハムでは、今月10日の西武戦に伊藤大海投手が先発して、負け投手になりましたが、伊藤投手は試合後に、自身のSNSに対して中傷のメッセージがあったことを明らかにしました。

これに対して、新庄剛志監督も自身のSNSで、「かわいい選手たちをひぼう中傷しないでください。自分の子供や家族が言われるとどう思います?」と問いかけたほか、「『プロだから』何を言っていいわけではありません」などと反応していました。

この事態を受けて、日本ハム球団は公式ホームページなどで「看過できないと判断した場合は専門家や警察などの関係機関と連携しながら法的措置などを視野に入れ、断固とした対応をとることがございます」とコメントしました。

そのうえで「選手とファンの皆様が双方の尊厳を尊重し合う関係にあり、マナーを順守した応援で後押ししていただけることを心より願っております」と呼びかけました。