内閣改造 国家安全保障担当 総理大臣補佐官 石原宏高氏起用へ

岸田総理大臣は内閣改造に伴い、国家安全保障などを担当する総理大臣補佐官に、自民党岸田派の石原宏高氏を起用する方向で最終調整に入りました。

岸田総理大臣は13日行う内閣改造で、木原官房副長官を交代させるのに伴い、兼務していた国家安全保障担当と核軍縮・不拡散担当の総理大臣補佐官も退任させる意向です。

そして後任の補佐官には自民党岸田派の石原宏高氏を起用する方向で最終調整に入りました。

石原氏は衆議院比例代表・東京ブロック選出の当選5回で、59歳。

2022年に亡くなった石原慎太郎・元東京都知事の三男で、平成17年の衆議院選挙で初当選し、これまでに内閣府副大臣や環境副大臣などを務めました。

岸田総理大臣としては、みずからの派閥に所属し、外交安全保障政策にも精通している石原氏を起用することで、安定的に政策運営を進めていく狙いがあるものと見られます。