自民党役員人事 選挙対策委員長に小渕優子氏を起用へ

13日に行われる自民党役員人事で岸田総理大臣は選挙対策委員長に茂木派の小渕優子 元経済産業大臣を起用する意向を固めました。

小渕氏は衆議院群馬5区選出の当選8回で49歳。

自民党茂木派に所属しています。

小渕恵三 元総理大臣の次女で、テレビ局に勤務したあと、総理大臣在任中に倒れた父親のあとを継いで平成12年の衆議院選挙に立候補し、初当選しました。

平成20年に発足した麻生内閣では少子化担当大臣として、34歳という戦後最年少の若さで初入閣しました。

平成26年に第2次安倍改造内閣の経済産業大臣に就任しましたが、みずからの政治資金をめぐる問題でおよそ1か月半で辞任しました。

おととしからは、業界団体など外部団体との窓口となる党の組織運動本部長を務めています。

岸田総理大臣としては、小渕氏を選挙対策委員長に起用することで党執行部のイメージ刷新を図るとともに、女性や若い世代に向けた発信を強化する狙いがあるものとみられます。