自民党役員人事 高木毅 国会対策委員長 留任へ

自民党役員人事で岸田総理大臣は、安倍派の高木毅 国会対策委員長を留任させる意向を固めました。

高木氏は、衆議院福井2区選出の当選8回で67歳。自民党安倍派に所属しています。

平成12年の衆議院選挙で初当選し、これまでに復興大臣や衆議院議院運営委員長などを務めおととし秋の岸田政権発足に伴って党の国会対策委員長に就任しました。

ことしの通常国会では、防衛費増額に向けた財源確保法や外国人収容のあり方を見直す改正出入国管理法など、政府が提出した法案の97%を成立させることに尽力しました。

岸田総理大臣としては、国会対策の経験が長い高木氏を留任させることで、引き続き国会を円滑に運営するとともに、安倍派に配慮する姿勢を示し、政権基盤を安定させる狙いがあるものとみられます。