内閣改造 河野太郎 デジタル大臣は留任へ

13日に行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、自民党麻生派の河野太郎 デジタル大臣を留任させる意向を固めました。

河野氏は、衆議院神奈川15区選出の当選9回で、60歳。自民党麻生派に所属しています。

自民党総裁を務めた河野洋平元衆議院議長の長男で平成8年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに行政改革担当大臣や外務大臣、防衛大臣などを歴任し、コロナ禍では、ワクチン担当大臣として接種の促進に取り組みました。

岸田内閣では去年の内閣改造でデジタル大臣に就任しました。

岸田総理大臣としては、引き続きマイナンバーカードをめぐる一連のトラブルへの対応にあたってもらうことで制度の信頼回復を図るとともに、発信力もある河野氏を留任させることで政権運営の安定につなげる狙いがあるものとみられます。