内閣改造 外務大臣に上川陽子氏起用へ

13日に行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、外務大臣に、自民党岸田派の上川陽子 元法務大臣を起用する意向を固めました。

上川氏は、衆議院静岡1区選出の当選7回で、70歳。自民党岸田派に所属しています。

東京大学を卒業後、三菱総合研究所に入り、ハーバード大学大学院に留学して政治行政学の修士号を取得しました。

そして平成12年の衆議院選挙で初当選し、少子化担当大臣や党の女性活躍推進本部長などを歴任したほか、安倍政権や菅政権で法務大臣を務めました。

この間、成人年齢を18歳に引き下げる民法改正に取り組んだほか、オウム真理教の元代表、麻原彰晃、本名 松本智津夫 元死刑囚ら13人に死刑の執行を命じました。

また、公文書管理をライフワークとしていて、平成20年に初代の公文書管理担当大臣に就任し、公文書管理法の制定に尽力しました。

手芸が趣味で、3年前に新型コロナの感染が拡大した際には、手製のマスクを作成し、身近な人に配るなどしました。

静岡出身で、特産のお茶の普及拡大にも取り組んでいます。