内閣改造 高市早苗 経済安全保障担当大臣は留任へ

13日に行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、自民党無派閥の高市早苗 経済安全保障担当大臣を留任させる意向を固めました。

高市氏は、衆議院奈良2区選出の当選9回で、62歳。自民党では無派閥で活動しています。

平成5年の衆議院選挙で無所属で初当選し、旧新進党などを経て、その後、自民党に入党しました。

安倍元総理大臣と政治信条が近かったことで知られ、安倍政権で総務大臣や自民党の政務調査会長などを務めたほか、おととしの自民党総裁選挙に安倍氏の支援も受けて立候補し、岸田総理大臣らと争いました。

そして、岸田政権の発足に伴って、再び党の政務調査会長に起用され、去年の内閣改造で経済安全保障担当大臣に就任しました。

岸田総理大臣としては、総裁選挙で争った高市氏を留任させることで、政権基盤の安定につなげたい考えとみられます。