モロッコ地震被災地支援へ 「日本モロッコ協会」が義援金募る

北アフリカのモロッコで起きた地震を受けて、現地にゆかりのある人たちで作る都内の団体では、被災地の支援に役立てようと義援金を募っています。

モロッコで勤務したことがある人などで作る「日本モロッコ協会」は、現地の歴史や文化を紹介する講演会を定期的に開くなどして、日本とモロッコの親善を深める活動を行っています。

今月8日の地震のあと、現地にいる人からはSNSなどを通じて被害の情報が連日、寄せられているということです。

協会では、被災地の支援に役立てようと11日から会員を対象に義援金の受け付けを行っていて、近く、協会のホームページを通じて、一般の人からの受け付けも始める予定だということです。

「日本モロッコ協会」の副会長で、去年1月まで2年間モロッコ大使を務めた篠塚隆さんは「現地から送られてくる写真や動画を見ると本当にいたたまれない気持ちになります。1日も早い復興と、被災者のケアが行われるよう、協会でも支援していきたい」と話していました。