内閣改造 松野博一官房長官は留任へ

13日に行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、自民党安倍派の松野博一 官房長官を留任させる意向を固めました。

松野氏は、衆議院千葉3区選出の当選8回で、60歳。自民党安倍派に所属しています。

会社員や松下政経塾を経て、平成12年の衆議院選挙で初当選しました。

7年前に安倍内閣で文部科学大臣として初入閣し、その後、自民党の総務会長代行などを歴任しました。

おととし10月の岸田内閣の発足に伴い官房長官に就任して新型コロナや物価高騰対策の取りまとめに加え、北朝鮮のミサイル発射を含めた危機管理や拉致問題への対応にあたってきました。

岸田総理大臣としては、松野氏を引き続き内閣の要である官房長官として起用することで、政権基盤を安定させる狙いがあるものとみられます。