JR外房線 大雨の影響で運転見合わせ続き代替バス運行始まる

先週の大雨の影響で運転の見合わせが続いているJR外房線では、11日朝からバスによる代替輸送が始まりました。

JR外房線では、今月8日の大雨の影響で誉田駅と大網駅の間で運転の見合わせが続いています。

このため、11日からバスによる代替輸送が行われていて、朝6時から夜9時まで、それぞれの駅の間で運行されています。

2つの駅の間にある千葉市緑区の土気駅では11日朝、南口のバス停に誉田駅行きの臨時バスが次々と到着し、通勤や通学で利用する人たちで満員になるたびに出発していました。

ふだん千葉駅まで通勤しているという60代の女性は、「おとといから通勤できず困っています。いつ復旧するのか不安ですが、代行バスを出してもらえるのはありがたいです」と話していました。

JR東日本千葉支社によりますと、外房線では線路の脇の土砂が流出し、復旧作業を急いでいますが、誉田駅と大網駅の間で運転が再開されるのは、今月14日以降になる見込みだということです。

大網駅と千葉駅の間を利用する場合、総武本線や東金線を経由してう回することも可能ですが、通常より40分から50分程度多くかかることから、時間に余裕を持って利用するよう呼びかけています。

12日からJR外房線全線で運転再開

JR東日本は、当初、運転の再開は9月14日以降となる見通しを示していましたが、復旧作業が順調に進んだとして、12日から全線で運転を再開するとしています。