国際

台湾国防部 “中国の空母「山東」が訓練のため西太平洋へ”

台湾国防部は、中国海軍の空母「山東」の艦隊が、訓練のため台湾の南東沖を航行し、西太平洋に入ったと発表しました。

台湾国防部によりますと、中国海軍の空母「山東」の艦隊が11日、訓練のため台湾本島の南端から南東に60海里、およそ110キロの海上を航行し、西太平洋に進入しました。

また、中国軍の殲16戦闘機などの航空機が台湾周辺の空域で活動し、このうちのべ11機は台湾海峡の「中間線」を越えて台湾側の空域に進入したのも確認したということです。

これについて台湾軍は「関連する海域と空域の状況を厳密に把握しており、航空機や艦艇などを派遣し適切に対処した」としています。

「山東」は2019年12月に就役した中国で初めての国産空母で、ことし4月には初めて太平洋を航行したことが確認されているほか、ことし6月には台湾海峡を通過したことも確認されています。

9日には、アメリカ海軍とカナダ海軍の艦艇が台湾海峡を通過し、中国軍の報道官が「すべての行程を監視・警戒した」と強く反発していて、台湾周辺では米中両国のせめぎ合いが続いています。

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