山形市長選挙 佐藤氏が3回目の当選 共産推薦の新人抑え

現職と新人の2人による争いとなった山形市長選挙は、無所属の現職で、公明党が支持した佐藤孝弘氏(47)が3回目の当選を果たしました。

山形市長選挙の開票結果です。

佐藤孝弘、無所属・現、当選。
6万6670票。

渡辺ゆり子、無所属・新。
1万1436票。

現職で、公明党が支持した佐藤氏が、新人で共産党が推薦した渡辺氏を抑え、3回目の当選を果たしました。

佐藤氏は47歳。

経済産業省の職員やシンクタンクの研究員などを経て2015年の山形市長選挙で初当選し、現在、2期目を務めています。

選挙戦で、佐藤氏は、ふるさと納税の寄付額を大幅に増やすなど、2期8年の実績を強調するとともに、コミュニティーバスをはじめとした公共交通の充実や老舗デパートが閉店した中心市街地の活性化などを訴えました。

佐藤氏は「これまでの実績と次の4年のビジョンを、選挙戦を通じて多くの人に訴えることができた。『健康医療先進都市』、『文化創造都市』、そして、チャレンジする山形市政を、次の4年もまったくぶれることなく進めていきたい」と述べました。

投票率は39.10% 過去3番目の低さに

山形市長選挙の投票率は39.10%でした。

前回・4年前を0.02ポイント上回ったもののこれまでで3番目の低さとなりました。