9日、現地時間の午後、タイの首都バンコクで、入管施設に収容されていた35歳の日本人の男が当局の車を奪って逃走しました。
入管当局によりますと、男は裁判所から入管施設に戻った際、足が痛くて歩けないと訴えたということで、入管の担当者が車いすを用意しようとした隙に車の運転席に乗り込み、そのまま自ら運転して走り去ったということです。
男は入管施設の門を車で突き破って逃走し、入管施設から5キロほど離れた場所に車が乗り捨てられているのが見つかりました。
当局によりますと、男は不法滞在でタイの入管施設に収容されていて、日本に強制送還される予定だったということです。
タイの警察は男の行方を追っています。
タイ 入管施設に収容中の日本人の男が当局の車を奪って逃走
タイの首都バンコクで、9日、入管施設に収容されていた日本人の男が当局の車を奪って逃走しました。タイの警察は男の行方を追っています。