G7下院議長会議 ロシアに無条件撤退求める共同宣言発表

G7=主要7か国の下院議長会議が東京で開かれ、ウクライナへの侵攻を続けるロシアに対し、即時かつ無条件の撤退を求めることなどを盛り込んだ共同宣言を発表しました。

「G7下院議長会議」が8日、国会内で開かれ、日本からは体調不良で入院している細田衆議院議長に代わって海江田副議長が出席したほか、ウクライナの議会にあたる最高会議のステファンチュク議長もゲストとして参加しました。

会議では、ウクライナ情勢やエネルギー安全保障をめぐって意見が交わされ、議論の成果をまとめた共同宣言を発表しました。

共同宣言では、ロシアによるウクライナへの侵攻を可能なかぎり最も強いことばで非難し、ロシアに対して即時かつ無条件に軍を撤退させるよう求めるとともに、ウクライナへの揺るぎない連帯を表明するとしています。

また、ロシアによる核の威嚇や使用は許されないと強調するとともに、偽情報などに積極的に対処していくことを再確認したとしています。