国際

中国料理など紹介するイベント 関係悪化懸念の中 都内で始まる

福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐって日中関係の悪化が懸念される中、中国各地の料理や文化などを紹介するイベントが9日から都内で始まりました。

このイベントは、東京にある中国大使館などが両国間の交流を深めようと、東京 渋谷区の代々木公園で開いています。

開会式には、中国の呉江浩駐日大使や福田元総理大臣らが出席し、呉大使は「両国関係はいま複雑で困難な局面にあるがその重要性は変わっていない。理解と相互信頼を増進して、関係改善を願っている」とあいさつしました。

会場には、「ガチ中華」と呼ばれる本場の中国料理などを販売するブースが設けられ、羊肉の串焼きやショーロンポーなどが人気を集めていました。

また、内陸部・雲南省の少数民族の文化を紹介するブースでは、手作りの色鮮やかなブレスレットやポーチなどが紹介されていました。

日中関係をめぐっては、福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐって、中国が、日本産の水産物の輸入を全面的に停止する中、関係悪化が懸念されています。

実行委員会の秋山岳久事務局長は「日本人と中国人が会って交流することが、お互いの理解になると思う。日中をつなぐために少しでも貢献したい」と話していました。

このイベントは、10日まで開かれます。

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