社会

PCR検査数水増しで顧客リスト使用か 逮捕の不動産会社社員ら

新型コロナウイルスのPCR検査を無料で受けられる東京都の事業をめぐり、検査数を水増しして補助金をだまし取ろうとしたとして、不動産会社の社員らが逮捕された事件で、うその申請に不動産会社の顧客リストなどを使っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

東京 渋谷区の会社社長、上嶋大輔容疑者(40)や、世田谷区の不動産会社社員、安藤陽平容疑者(40)ら6人は、新型コロナのPCR検査を無料で受けられる都の事業をめぐり、検査数を水増しして補助金5億円余りをだまし取ろうとしたとして逮捕され、8日午前、検察庁に送られました。

これまでの調べで、都に報告していた実績の8割から9割はうその報告だったとみられ、検体にはスタッフの唾液や水を入れるなどしていたことがわかっていますが、捜査関係者によりますと、検査を受けたとする人物については、安藤容疑者が勤務する不動産会社の顧客リストや、内覧に来た人の名前を使っていたということです。

去年6月から11月にかけておよそ17万件の検査を行ったと申請していますが、上嶋容疑者が事業を請け負う会社を設立したのは去年4月だったということで、警視庁は、当初から補助金をだまし取る目的だった疑いもあるとみて、詳しいいきさつを調べています。

警視庁は6人の認否を明らかにしていません。

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